水道水 有害

水道水に含まれる有害物質とは?

 

 

 「水道水をそのまま飲んでるの?」

 

 

 一部で話題になることがありませんか?

 

 

 日本の水道水は飲めます。

 

 

 

 

 知っておいてほしいのは蛇口から出た時点でどういう状態の

 

 水なのかということです。

 

 

 

 

 不安をあおられる要素は多々ありますがここでは

 

 よくあげられる有害物質について考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

有害物質その1. 総トリハロメタン

 

  クロロホルムなどの総称で発がん性物質としてあげられています

 

  実際には水道水質検査項目で上限値がさだめられています

 

 

 

  気をつけたいのは沸騰し始めの水道水では数値が上がるということです

 

  ある程度の沸騰時間をもうけてください

 

 

 

 

有害物質その2. 鉛(なまり)

 

  平成になったころ話題にあげられました

 

  重金属は人体に蓄積されると排出されないため内臓疾患などの危険性が

 

  問題視されました。

 

 

  上水道の歴史は古く、鉛はやわらかい金属なので

 

 

 

道路から宅地への引き込み

 

 

 

止水栓や水道メーターの周辺

 

 

  などの深さの変化や決まった位置などへのつなぎ合わせがしやすいので

 

  1980年前後までの水道管には鉛管が多くつかわれていました

 

  古くなっていることも原因のひとつで長時間水道水を使っていない場合、

 

  鉛が溶け出し濃度が増すこともあるため

 

  水道局では捨て水をすすめています

 

 

  現在はポリエチレン管が主体で水道局で取替えがすすんでいます

 

 

 

有害物質その3. 残留塩素

 

 

  上水道離れの一番の発端?

 

  浄水器の販売や美容業界などで「ビタミンを破壊」するとよく騒がれます。

 

  塩素をつかった消毒は水道法でもきめられています。

 

 

  人体に影響のない濃度で家庭の蛇口から供給されているはずです。

 

  有害と思いこませる原因にカルキ臭さがあります。

 

 

  これは有機物(不純物)との化学反応で発生するものです。

 

 

  本当は消毒が正常に効いているあかしなんですけど

 

  ニオイが強いと不安になりますよね。

 

 

  原因は水源にそれだけ不純物が多くなっているということです。

 

 

  現在では高度な浄水処理もすすみ不純物が少なくなるので

 

  そのあとの塩素消毒のニオイも少なくなっている地域も多くあります